M&Aアドバイザリーを行うにおいて、許認可等は不要であり、故に弁護士や会計士・税理士の様な国家資格は不要です。
一方、実際に業務を進める上で、法務知識、財務知識、税務知識、会計知識など、幅広い分野の知識を有している必要はあり、資格は不要なものの、日々知識や情報をアップデートしていくという姿勢が求められます。周辺領域の知識が乏しい専門家に会社の譲渡を相談しようという気持ちにはなりませんよね。
もしあなたが業務以外で体系的にM&Aを学ぶ為には、他の質問でご回答をしておりますが、M&Aシニアエキスパートという検定試験があり、そのプログラムを学ぶ事で幅広い知識を身につける事は可能です。
また、大手監査法人系のアドバイザリーファームでも同じようなプログラムを有償で提供しています。
一方、アドバイザーとして本当の実力を身につけ様と思いますと、やはり机上の空論をいくら学んでいても全く成長する事がありません。一件でも良いので、自らが矢面に立ってディールを最初から最後までまとめ上げる、この経験があなたのアドバイザーとしての成長を最も加速する事となるでしょう。
また、手前味噌ですが、その過程で我々の漫画動画でも並行して、楽しみながら学んでいただければ幸いに存じます。