第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜

第21話の解説

株式価値評価の話は、今までで再三説明しているのだが、敢えて再度説明しよう。

弊社の株式価値評価は、大半が時価純資産営業権法、すなわちコストアプローチである。その妥当性を図るべく、EV/EBITDAマルチプルとの比較検討も都度行なってはいるものの、大抵がシンプルな手法を用いてレンジ株価を算定している。

中堅中小企業の株価算定においては、実務家の目線から申し上げると、一定のモノサシを提示するべく、上記にあげたような手法で株価は算定するのであるが、営業権で言えば、実態収益の何年分か?という議論に収束していく為、そもそもの合意株価が高ければ営業権年数が長くなり、逆であれば短くなる、単純にこういった事になる。

第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜

色々なM&Aにまつわる教科書的な書籍を読み漁ると、営業権は一般的に5年だとか、3年から5年だとかいう記述がなされているが、その説明はちょっと雑過ぎる。

実際に複数案件のディールに携わる中で、業種によって営業権の持続可能性というのは異なるなという実感はあるし、買い手は真剣勝負であるからそれを頭に入れて価値を算定し交渉を実施してくる。
故に、今後は業種別の平均営業権年数といった指標も、大手仲介会社であれば豊富なデータから算出し提示する事が可能になってこよう。

もっとも、それはあくまでも理論であり、株価決定というのは生きた取引の末に決定されるものであり、そこで決まった価格が答えであるという事は言うまでもない。
アドバイザリーに関わる我々は、取引により売り手と買い手双方に納得でき、発展できる合理的なラインを追求するという視座も求められている。

第21話を今すぐ漫画で読む

第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜①
第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜②
第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜③
第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜④
第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜⑤
第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜⑥

第21話を今すぐ動画で視聴する

「第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜」をYouTubeで視聴される方はこちらからどうぞ。

第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜

第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜

第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜①
第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜②
第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜③
第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜④
第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜⑤
第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜⑥

第21話の解説

株式価値評価の話は、今までで再三説明しているのだが、敢えて再度説明しよう。

弊社の株式価値評価は、大半が時価純資産営業権法、すなわちコストアプローチである。その妥当性を図るべく、EV/EBITDAマルチプルとの比較検討も都度行なってはいるものの、大抵がシンプルな手法を用いてレンジ株価を算定している。

中堅中小企業の株価算定においては、実務家の目線から申し上げると、一定のモノサシを提示するべく、上記にあげたような手法で株価は算定するのであるが、営業権で言えば、実態収益の何年分か?という議論に収束していく為、そもそもの合意株価が高ければ営業権年数が長くなり、逆であれば短くなる、単純にこういった事になる。


色々なM&Aにまつわる教科書的な書籍を読み漁ると、営業権は一般的に5年だとか、3年から5年だとかいう記述がなされているが、その説明はちょっと雑過ぎる。

実際に複数案件のディールに携わる中で、業種によって営業権の持続可能性というのは異なるなという実感はあるし、買い手は真剣勝負であるからそれを頭に入れて価値を算定し交渉を実施してくる。

故に、今後は業種別の平均営業権年数といった指標も、大手仲介会社であれば豊富なデータから算出し提示する事が可能になってこよう。

もっとも、それはあくまでも理論であり、株価決定というのは生きた取引の末に決定されるものであり、そこで決まった価格が答えであるという事は言うまでもない。

アドバイザリーに関わる我々は、取引により売り手と買い手双方に納得でき、発展できる合理的なラインを追求するという視座も求められている。

第21話を今すぐ動画で視聴する

「第21話 株式価値評価〜理論株価の進化〜」をYouTubeで視聴される方はこちらからどうぞ。