買収をする理由について

M&Aコラム

買収をする理由について

M&Aコラム

どうも、マックス山本ファクターです。
すごく、初歩的と言いますか、入り口の話なのですが、M&Aを取り巻く主要なステークホルダーは、売り手と買い手です。

なぜ、中堅中小経営者が会社を売るのか?

と言う点については、昨今の場合ですと、事業承継問題の解決を最も合理的に解決できる手法がM&Aだからと言う事になるのかもしれません。最も合理的と言う言葉の中に、自社の成長や創業者として高いリターンが確保できるというものが含まれている様に思います。

では、中堅中小企業のM&Aにおいて、逆に買い手目線で見たときに、買い手はなぜ買収を実行するのでしょうか。

私は自身のアドバイザーとしての経験を振り返ってみて、買収をする理由としては、大きく以下の様な理由があると考えます。

1.製品を獲得する、あるいは、マーケットを拡大する為
非常に分かりやすい買収目的ですが、買収対象企業の持つ製品を獲得する事で、当該製品を自社の商流に乗せる事でグループ全体での相乗効果が得れたり、あるいは逆に自社製品を買収対象企業の商流に乗せる事で同じくグループ全体の売上拡大に繋がるケースです。メーカーの場合、このケースが多い様に思います。

2.規模の経済追求によるグループ間シナジーを追求する為
規模の経済が働きやすい業種としては、スーパーマーケットや医薬品の卸などが挙げられます。購買量あるいは仕入先に対する購買シェアが相対的に高まる事で、仕入における価格交渉力が高まるケースです。上記二業種は既に再編が終わってしまったと言っても過言ではないかも知れません。こういった業界に身を置く場合、残された零細企業は規模の経済の前に全く太刀打ちする事が出来なくなります。

3.新しい事業を構築する手段として
新規事業を一から立ち上げするよりは、既に出来上がった事業をそのまま買収する方が手堅く新規事業開発が実現できると考える企業も多く、新規事業開発の手段として買収が検討される事があります。

これら以外にも理由を追加することはもちろん可能ですし、上記の買収目的が複合的に積み重なって買収の意思決定がなされている事もあります。

売り手も買い手も、M&Aを通じて相互に「成功」を目的に実行の意思決定をします。アドバイザーとして大切な事は、売り手・買い手問わずに、どういった戦略目標の推進(あるいは成功)の為に、買収を実行するのかと言う事を双方に確認し、アドバイザー自身がしっかりとその内容を腹に落としておく事だと思っています。
特に仲介においては、ここの腹落ちが事前に無いままディールを進めていくとブレイクとなる確率も高まるという印象を持っています。

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買収をする理由について

どうも、マックス山本ファクターです。
すごく、初歩的と言いますか、入り口の話なのですが、M&Aを取り巻く主要なステークホルダーは、売り手と買い手です。

なぜ、中堅中小経営者が会社を売るのか?

と言う点については、昨今の場合ですと、事業承継問題の解決を最も合理的に解決できる手法がM&Aだからと言う事になるのかもしれません。最も合理的と言う言葉の中に、自社の成長や創業者として高いリターンが確保できるというものが含まれている様に思います。

では、中堅中小企業のM&Aにおいて、逆に買い手目線で見たときに、買い手はなぜ買収を実行するのでしょうか。

私は自身のアドバイザーとしての経験を振り返ってみて、買収をする理由としては、大きく以下の様な理由があると考えます。

1.製品を獲得する、あるいは、マーケットを拡大する為
非常に分かりやすい買収目的ですが、買収対象企業の持つ製品を獲得する事で、当該製品を自社の商流に乗せる事でグループ全体での相乗効果が得れたり、あるいは逆に自社製品を買収対象企業の商流に乗せる事で同じくグループ全体の売上拡大に繋がるケースです。メーカーの場合、このケースが多い様に思います。

2.規模の経済追求によるグループ間シナジーを追求する為
規模の経済が働きやすい業種としては、スーパーマーケットや医薬品の卸などが挙げられます。購買量あるいは仕入先に対する購買シェアが相対的に高まる事で、仕入における価格交渉力が高まるケースです。上記二業種は既に再編が終わってしまったと言っても過言ではないかも知れません。こういった業界に身を置く場合、残された零細企業は規模の経済の前に全く太刀打ちする事が出来なくなります。

3.新しい事業を構築する手段として
新規事業を一から立ち上げするよりは、既に出来上がった事業をそのまま買収する方が手堅く新規事業開発が実現できると考える企業も多く、新規事業開発の手段として買収が検討される事があります。

これら以外にも理由を追加することはもちろん可能ですし、上記の買収目的が複合的に積み重なって買収の意思決定がなされている事もあります。

売り手も買い手も、M&Aを通じて相互に「成功」を目的に実行の意思決定をします。アドバイザーとして大切な事は、売り手・買い手問わずに、どういった戦略目標の推進(あるいは成功)の為に、買収を実行するのかと言う事を双方に確認し、アドバイザー自身がしっかりとその内容を腹に落としておく事だと思っています。
特に仲介においては、ここの腹落ちが事前に無いままディールを進めていくとブレイクとなる確率も高まるという印象を持っています。